どうも、みちのくルカサーです。今回は 久しぶりに スティーブ・ルカサーが使っていた 歴代のアンプ をご紹介したいと思います。今回ご紹介するのは、1989年頃 ~ 1992年頃に使用していた アンプです。この頃、スティーブ・ルカサーは 初のソロアルバム 『 LUKATHER 』を発表したり、名演である 『 TOTO Live in Paris 1990 』の時期です。又、TOTO のアルバムでは 『 KINGDOM OF DESIRE 』の頃でもありますが、この時期は、Soldano製Preamp X88R の プロトタイプ(黒色フロントパネル)を中心としたラック機材を使っていました。
Soldano / X88R’s Proto type
↑ このアンプは、前々回のブログ(スタジオ系ギタリスト定番ラック機材 ・・・ Soldano Preamp)に掲載しております。↓ 以下リンクよりご覧下さい。
michinoku-lukather.hatenablog.com
スティーブ・ルカサーが使っていた X88R の プロトタイプ は、従来品とは異なった仕様との事(変圧器等が従来モデルと異なるようです。)ですが、従来モデルと同様3チャンネル仕様(リード、クランチ、クリーン)です。音の多様性を求める 当時のスティーブ・ルカサーには、ぴったりのアンプだったと思います。ちなみに 当時のスティーブ・ルカサーのラックは、これ ↓ です。写真赤枠内が X88R プロトタイプ です。(貴重な写真!)
↑ 以前のブログ(スタジオ系ギタリスト定番機材)で紹介した機材を多数使用されております。尚、一番下の機材は、あまり見かけない機材ですが これは H&H社製 Power Amp です。この Power Amp の出力は、なんと ・・・ 800W !なんと エディ・ヴァン・ヘイレン も使っておりました。ちなみに この Power Amp は、真空管を使っていない(MOSFETを使用した)いわゆる ソリッド・ステート・タイプ となります。近年もソリッド・ステートの Power Amp を使われている方が多いですが、ソリッド・ステートで真空管に近い音圧を出すためには、数百W は、やはり必要ですよね。(同じ W:ワッテージ でも、真空管とソリッド・ステートでは、音圧が全く違います。)
H&H / V800
この時代のルカサー機材の再現された マニアックな方の動画、非常に参考になりますので、是非ご覧下さい。昔のルカサーサウンド・・・ですねぇ。
このサウンド(本物)は、↓ このライブ動画 ↓ でご堪能下さい。