どうも、みちのくルカサーです。今回は、スタジオ系ギタリスト 定番ラック機材を紹介したいと思います。第5弾の今回は " CUSTOM AUDIO ELECTRONICS(CAE)3+ / 3+ SE " です。CUSTOM AUDIO ELECTRONICS は、1981年に、ボブ・ブラッドショーが設立。当時より、サウンドシステムの構築を担っておりますが、ギターアンプ、エフェクター等の機材も手がけております。その中でも、CAE 3+ / 3+ SE は、特に有名ですね。
CUSTOM AUDIO ELECTRONICS / 3+ SE
↑ Clean / Crunch / Lead 3チャンネルとサウンドバリエーションは、多彩です。真空管は、12AX7 が 7本使用されており、独立したアクティブ・チューブEQセクションは、ボトムとプレゼンスを17dBカット&ブースト可能。 尚、CAE 3+ のコンセプト 及び、回路設計は、ボブ・ブラッドショーによるものとの事ですが、製作したのは、当時CAEに在籍していた 巨匠 ジョン・サー(Suhr guitar)と言われています。(豪華!!)CAE 3+ の愛用者と言えば、マイケル・ランドゥ、スティーブ・ルカサー、日本では、増崎孝司さんといったところでしょうか。今では、生産中止(中古でもなかなか出会えません・・・)となり、貴重な機材ですね。フロントパネル部は、こんな感じ(↓)です。
気になるサウンドは、以下の動画が参考になるかと思いますので、是非、チェックしてみて下さい。
う~ん。いい音してますねぇ。実は、CAE 3+ には、3つのアンプがインストールされていると言われており、Clean は『Fender』、Crunch は『Marshall』、Lead は『Soldano』のようです。ちなみに、CAE 3+ の誕生には、スティーブ・ルカサーや、マイケル・ランドゥ が 大きく関わったと言われています。(スティーブ・ルカサーは、当時使用していた Slodano(SLO-100)Marshall等を、クリーン、バッキング、ソロ用に切り替えて使用しており、その二つのアンプを一つのプリ・アンプにまとめたのが3+誕生の由来と言われており、それをMichael Soldano(Soldano Amp)が『X88』として形にしたと言われております。)
インドネシアのギタリスト Andre Dinuth さんの動画でも、CAE 3+ の良さが分かります。スタジオ系ギタリストには、評判の機材でありますこと、理解できますね。
一度、本物を弾いてみたいです。スティーブ・ルカサーは、ちょうどこの頃に、CAE 3+ SE を使ってましたね。いい音してますねぇ。
憧れのプリ・アンプです!