どうも、みちのくルカサーです。新年最初は、久しぶりにスティーブ・ルカサー歴代使用ギターを紹介したいと思います。今回は、Valley Arts 編 です。

Valley Arts は、マイク・マグワイア と アル・カーネス により、カリフォルニア州ノースハリウッド、カリフォルニア州ロサンゼルスのサンフェルナンドバレー地区に設立。(Valley Arts という名前は、会社の元の場所にちなんで付けられた)当時、リペアショップが併設された楽器店だったようですが、Valley Arts の リペア、カスタマイズ は、リー・リトナー、スティーブ・ルカサー、トミー・テデスコ、ラリー・カールトン 等々、ロサンゼルスのスタジオ・ミュージシャン や ジャズ・ギタリスト に人気がありました。スティーブ・ルカサーにおいては、デビュー当時から愛用しており、78年製のこのギター ↓ は、Valley Arts により作られたギターです。

1980年代からは、Warmoth社 等 からボディやネックを仕入れ、配線や塗装等を行い、ギターの組み立てサービスも行っていたようですが、Valley Arts が一躍有名になったのは、やはり スティーブ・ルカサーが使用していた Custom Pro ↓ かと思います。

① は、アルバム Isolation の時より愛用しているモデルであり、ボディ材は、キルテッド・メイプル(しかも豪華ににワンピース!)のボディ。見た目のインパクトもありますが、Luke が Valley Arst へ「もう少し音にパンチを、もっとドライブ感を」という事で選定されたボディ材との逸話もあります。ピックアップは、EMG製カスタムメイドとの記載も見受けられますが、市販モデルは、SA / SA / 85 が搭載されてました。このモデルは、③ 同様、1980年代のメインギター。
② は、① と基本的な仕様は同じかと思われますが、ピックアップは、Tom Anderson製(James Tyler Studio Elite的な仕様??)のようですが、詳細は不明・・・。(このギターの仕様をベースに、後の James Tyler Puffy の採用となったのかな?)
③ は、Luke が使用していた Valley Arts では、一番有名なギター(通称:Robot)と思われますが、初代ギター(78年製)をリメイクされた話は、有名な話ですね。(これだけ、21フレットなんですよね。)ちなみに、ボディ材は、マホガニーです。
①~③ は、1986年のアルバム:Fahrenheit 来日ツアーにおける機材写真(ギター・マガジン1987年1月号)ですが、当時 ① のモデルは、65万円だった記憶があり、高嶺の花といった感じでした。この頃より、ハイエンド・ギター(当時、スーパー・ストラトとも言われてましたが)をメインとしたメーカーが脚光を浴びるようになった気がします。
順風満帆だった Valley Arts は、1990年代に収益の柱であった店舗が放火され焼失。保険に加入していなかった事より 店舗を売却。1992年には、事業を拡大するために、Valley Arts社の株式の半分を韓国のギター・メーカー(サミック社)に売却。その1年後、サミック社が Valley Arts を買収・・・という悲劇の連続。現在は、全く見かけなくなりました。(残念!)
スティーブル・カサー歴代使用ギターは、過去のブログでも色々と紹介させて頂いておりますので、以下のリンクより是非ご覧になって下さいね。
michinoku-lukather.hatenablog.com
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