みちのくルカサーのブログ

音楽、ギター、機材等について綴るブログ

スティーブ・ルカサー 歴代使用ギター 其の弐

どうも、みちのくルカサーです。今回は、スティーブ・ルカサー 歴代使用ギターをご紹介したいと思います。今回ご紹介するのは、惜しげもなく 斬新的な改造施した このギター ↓ です。(Fender Vintage Start を惜しげもなく改造 ・・・)

↑ ヘッドのロゴより、1965年製 Fender Stratcaster と思われますが、惜しげもなく、大胆に、以下の改造が施されており、当時のスティーブ・ルカサーの代表的なモデルとして、 有名でした。(とっても憧れのギターでした。)

<主な改造点>

・EMG製ピックアップへ交換

・SPC 搭載

・Floyd Rose へ交換

アルバム『TOTO』のレコーディング頃より、使われたようですが、ノイズの少ない EMG は、当時スタジオ・ワーク が多かった スティーブ・ルカサーには、必須アイテムだったかと思われます。気になるサウンドは、この動画(4:36頃のギター・ソロ)より ご堪能下さい。

www.youtube.com

↑ 搭載されているピックアップは、EMG製シングル・コイルですが、サウンドを聴く限り、とてもシングル・コイル とは思えない太い音です。

当時、スティーブ・ルカサー は、" EMG SA57 " を " EMG SPC " の組み合わせで使用していたようです。" EMG SA57 " とは、EMG SA をベースとした巻数が多いピックアップであり、その後 改良され、EMG SLV(スティーブ・ルカサーモデル)となっていったようです。

その " EMG SA57 " との組み合わせ使用していた " EMG SPC (Strat Presence Control) " は、 Fat Control とも呼ばれ、シングル・コイル・ピックアップをデュアル・コイル・ピックアップのトーンに変えるためのデバイスです。SPC は広範囲にわたってミッド・レンジをブーストし、同時にトレブルをカットしてシングル・コイルでは出せなかった Fat で Loud なトーンを創りだせるようで、現在も販売中のデバイス(これ ↓ )です。

EMG / SPC

ちなみに、自身も EMG製シングル・コイル(3シングルコイル)のギターを保有しておりますが、SPC を搭載してないので、いわゆる シングル・コイルのサウンドですが、やはりノイズが少なく、又、クリーン・サウンドでは、アクティブならではのエフェクターとの相性の良さがあり、重宝しております。いずれは、SPC 搭載しちゃおうかな??

今回ブログは、このブログ ↓ も参考にさせて頂きました。参考になる内容が多いので、EMG シングルコイルにご興味のある方は、是非、ご覧下さいね。

www.overlend.com