みちのくルカサーのブログ

音楽、ギター、機材等について綴るブログ

EMG X シリーズ・ピックアップ

どうも、みちのくルカサーです。当方も非常にお世話になっている EMG製ピックアップですが、最近、シングル・コイルの X シリーズが気になってます。

EMG / SAX(写真は、SAのXシリーズ版)

EMG Xシリーズは、新開発された上位版のプリアンプを搭載されたモデルで、2007年より発売されております。使用者のレビューでは、『 パッシブのようなトーンはそのままに、アクティブ・ピックアップのローノイズを実現したようなピックアップ 』『 ヘッド・ルームに余裕が出てきたような印象を感じる 』『 従来モデルより、ピッキング・ニュアンスが出しやすくなった 』等の声が聞こえます。

EMGピックアップの最大の特徴は、ピックアップの内部にプリアンプが封入されていることです。このような機構を持つピックアップを「アクティブ・ピックアップ」と呼び、通常のものを「パッシブ・ピックアップ」と呼んで区別されます。アクティブ・ピックアップでは電池を使いプリアンプを駆動させることで、ギターの信号をいち早く安定させる(インピーダンス変換)ことができますが、独特のコンプ感を持っております。(人によって、このコンプ感の好き嫌いが分かれますが・・・)

長年使わせて頂いている EMG(SLV, 85を使用中)ですが、最近、音の好みが変わったのか、オーガニック的なサウンドを求める傾向にあり、パッシブ・ピックアップを搭載したギターを使っておりましたが、Xシリーズに変えたら、最近好みのサウンドになるかも ・・・。特にフロント部(シングル・コイル)は、オーガニック的なサウンドを出したく、SAX が気になってます。メーカーのホームページでは、『 SAXは、紛れもないストラトサウンドを持っています。明るく、風通しがよく、豊かなボトム・エンドがあります。内部シールドと低インピーダンスのプリアンプにより、真のシングル・コイルトーンを犠牲にすることなく、実質的にノイズのないピックアップが得られます。Alnico V バーマグネットは、大きな弦の曲がりの間に出力のバランスを保つことを可能にし、美しく明瞭なトーンを作ります。Xシリーズ・プリアンプは、従来の弦と弦のバランスを維持しながら、ピックアップのダイナミック・レンジを拡大し、ヘッドルームを拡大します。Xシリーズ・ピックアップには、一般的なパッシブ・トーンコントロールと同様に、高周波をロールオフ(減衰)するように設計された アクティブ・トーンコントロール(VLPF)も付属しています。その結果、アクティブとパッシブの間のギャップを埋めるクラシックなEMGサウンドを備えたノイズのないシングル・コイル・ギター・ピックアップが生まれました。』との説明があり、非常に気になります。(SLV でも Xシリーズがラインアップされておりますが、個人的には、SAのXシリーズに興味があります。)

気になるサウンドは、こちら ↓ からチェックしてみてください。

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Xシリーズは、低音控えめに、明るさ(明瞭さ)が増している感じがします。なかなか良さそうですねぇ~。これは、試してみる価値があるかも ・・・。みなさんは、如何でしたでしょうか?