どうも、みちのくルカサーです。今回は、久しぶりに スタジオ系ギタリスト定番機材 を紹介したいと思います。今回紹介するのは、YAMAHA / SPX90 です。
YAMAHA / SPX90
↑ リバーブ、ディレイ、コーラス、ピッチ・チェンジ等、多数のエフェクト・プログラムを搭載しながら、当時10万円を切る価格で登場し、ベストセラーを記録したデジタル・マルチエフェクターです。1985年に発売され、1986年には SPX90Ⅱ(マイナーチェンジ製品)が発売されました。その後、1988年にSPX900、SPX1000が登場、1993年にSPX990、2003年には シリーズ最終機種となるSPX2000(専用のDSPを搭載し、96kHzという高音質、デジタルIN/OUTに対応)が発売されました。(いずれも生産終了しております。)
YAMAHA / SPX90 は、当時 PA、スタジオ等には 必ず置いてあった定番機材。この動画でのサウンドをお聴き頂ければ、当時 PA、スタジオ等での定番機材であった事が頷けますね。
当時 PA、スタジオ等での定番機材であった YAMAHA / SPX90 ですが、スタジオ・ギタリストのラックでも、ホントよく見かけましたね。ちなみに、搭載エフェクターは、こんな感じです。
・Reverb
・Early Reflection
・Delay
・Stereo Echo
・Stereo Flanger
・Chorus
・Stereo Phaser
・Tremolo
・Symphonic
・Pitch Change
・Freeze
・Noise Gate
・Compressor
・Reverb & Gate
・Pan
・Parametric Equalizer
・Vibrato
これだけあれば、充分ですね。ちなみに、この中でも特に Reverb 及び Pitch Change には定評があり、マイケル・ランドゥ等は、Pitch Change(Detuneとして)を多用していたようで ↓ こんな感じ ↓ で使っていたようです。
↓ 詳細は、こちらをご覧下さい。↓
そう言えば、Zakk Wylde も、YAMAHA / SPX90 を使ってましたね。初期のZakk Wylde は、スタジオ・ギタリストのようなラック機材を多用してましたね。個人的に 初期のZakk Wylde の音は、大好きです。このブログでは 毎度お馴染み Michale Nielsenさんの YouTubeチャンネルにて、紹介されておりますので、こちらもチェックして見て下さい。広がりのあるサウンドがたまりませんねぇ。
今、改めて試してみたいラック機材です。中古なら、意外と安価で手に入ります。どうしようかな ・・・?