どうも、みちのくルカサーです。今回は、スタジオ系ギタリスト定番のディレイを紹介したいと思います。
Lexicon PCM42 / Digital Delay Processor
Lexicon PCM42 は、1982年に発表された機材で、約40年前としては 画期的な 2.4秒のディレイ（メモリー増設で 4.8秒まで可能）です。サンプリング周波数 32kHz であり、当時としては ハイスペックを誇っておりました。80～90年代の Michael Landau のラックで見かけた方も多いかと思いますが、このディレイは、モノラル（ステレオではない）な為、Michael Landau は、ステレオにすべく、右側：1台、左側：1台（計２台）を使用していたようです。尚、昔のレコーディング・スタジオの定番機材でもあり、ミックス・ダウン時によく使われており、ボーカル等で使われた場合、太い音になるとのレビューもあります。又、ラック・エフェクターには珍しく、クロック（メトロノームみたいなもの）機能もあり、クロック専用の出力（CLOCK OUTPUT JACK）も装備されています。これは、なかなか面白い機能ですね。
気になるサウンドは、こちらの動画よりチェックしてみてください。
↑ いかにも ランドゥ・サウンド といった感じです。当時 Michael Landau の Must Item となっていたのも頷けますね。
↓ こちらのサイト（海外のサイトですが）に Lexicon PCM42 の詳細が記載されておりますので、興味がある方は、是非ご覧になって下さい。
最近では、なかなか見かける事が少なくなった Lexicon PCM42 ですが、プラグ・イン・ソフト にて、復刻（モデル名は、PSP 42 となってますが ･･･）しております。名機の証ですね。ご興味のある方は、是非試して見て下さいね。
