みちのくルカサーのブログ

音楽、ギター、機材等について綴るブログ

ライブ時におけるクリスタル・クリーン・サウンドの出し方

どうも、みちのくルカサーです。80年代 ~ 現在まで 多用されている クリスタル・クリーン・サウンド。歌モノのバッキングでは、特に威力を発揮し、レコーディングで多用されている方も多いかと思います。(澄み切った煌びやかなサウンド、魅力ですよねぇ~)ちなみに クリスタル・クリーン・サウンド とは ↓ このようなサウンド ↓ です。(鈴木健治先生における お手本のクリスタル・クリーン・サウンド ご堪能下さい。)

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この クリスタル・クリーン・サウンド における 最大のポイントは、スピーカー・キャビネット を 通さない(ラインの音)ですが、実際にギター・アンプを使う(スピーカー・キャビネットを通す)ライブ会場では、再現しにくいサウンドだと思います。近年では、マルチ・エフェクター / プロセッサーのライン・サウンド(ヘッドフォンで聞いた音)を そのまま ステージで再現できる FRFRスピーカー(FRFR:Full-Range, Flat-Response の略)という便利なアンプも発売されております。以前のブログでも紹介させて頂いたの、ご興味がある方は、以下リンクよりアクセス頂き、チェックしてみて下さい。

michinoku-lukather.hatenablog.com

ライブ時に FRFRスピーカーを使用すれば 完璧に再現できますが、持ち込み機材が増えるというデメリットがあります。ライブ時に機材を少なくしたい方は、この機材をオススメします。これ ↓ があれば、ライブ時における クリスタル・クリーン・サウンド が コンパクト機材で再現出来るかと思います。

MOOER / TONE CAPTURE GTR

これ、何 ・・・? と思われる方、多いかと思います。このペダルは『 ギター・サウンドを別のギター・サウンドへと変貌させる革新的なペダル(メーカー・ホームページより)』です。イコライザーを活用した ものまね芸人的な エフェクターであり、ストラトレスポール の音を出したり、レスポール で アコギの音を出したり、リア・ピックアップ で フロント・ピックアップ の音を出したり ・・・等々、色々と使えます。

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ライブ(実際にギター・アンプ ⇒ スピーカー・キャビネットを通す)の場合、スピーカーを通しているが、スピーカーを通さない サウンド(なんのこっちゃ?)を再現するべく、MOOER / TONE CAPTURE GTR を使い、以下の手順で基となるサウンドを作ります。

(1) TARGET
ギター ⇒ TONE CAPTURE GTR と接続し、基となる音(例:ストラト・フロントとセンターのハーフトーン)を取込む(キャプチャーする)
(2) Source
ギター ⇒ キャビネット・シミュレーター ⇒ TONE CAPTURE GTR と接続し、ライブで使うギターの音を取込む(キャプチャーする)

これにより『 スピーカーを通しているが、スピーカーを通さない サウンド 』が再現出来ます。この基となるサウンドの後に、コンプレッサー、コーラス、Detune 等 かければ、キャビネットを通しながらも あの クリスタル・クリーン・サウンド が 再現できます。

是非、試して見て下さい。