どうも、みちのくルカサーです。1980年代、ドラムのトップメーカーである Pearl(パール楽器製造)にて 自社ブランドのエフェクターが発売されていたこと、ご存知でしょうか?
当時、国内外のプロ・ギタリストも多数使用しており、1982年 TOTO日本公演時に、スティーブ・ルカサーも使用しておりました。(パール製オーバードライブを使用 -> 1982年来日時の機材(足下)写真赤枠内ご参照)
発売当時のラインアップは、こんな感じですが、結構充実したラインナップでしたね。(1) コンパクト・ペダル
・CO-04 / COMPRESSOR
・OD-05 / OVERDORIVE
・FG-01 / FLANGER
・CH-02 / CHORUS
・PH-03 / PHASER
(2) ツイン・ペダル(STEREO出力)
・CE-22 / CHORUS ENSEMBLE
・AD-03 / ANALOG DELAY
・PH-44 / PHASER
その後、ディストーション / DS-06 , オクターバー / OC-7 , アナログ・ディレイ(コンパクト版)/ AD-08 , グラフィック・イコライザー / GE-09 , パラメトリック・イコライザー / PE-10 等々 リリースし、ラインナップを更に充実させていきました。余談ですが、当時、手持ちのエフェクター全てをパール製で統一していた 高校時代の先輩もいました・・・。
サウンド面ですが、今思えば 非常に気の利いたツマミがあり、オーバードライブ / OD-05 では、イコライジングのピーク周波数が設定できる(パライコ的)なツマミがあり、歪みの質が変えられる画期的な仕様でした。(当時の歪みペダルは、TONE のみが多かった ・・・)又、ステレオ仕様のツイン・ペダルシリーズ(ヤマハ製の真似??)の広がりのあるサウンドは、当時のコンパクトでは再現できない 憧れのサウンドでした。(今となっては、デジタルのキレイさには叶いませんが、コレはこれで好きなサウンドです。)
この後、謎のエフェクター THRILLER / TH-20 が発売されます。当時流行していた マイケル・ジャクソン の スリラーをイメージ(?)して作られたようですが、エンハンサー的なエフェクターと思われます。サウンドは、こんな↓感じです。
パール製のエフェクター、期間限定でもいいので、復活を望んでおりますぅ!