どうも、みちのくルカサーです。今回は 久しぶりに オススメ機材の紹介をしたいと思います。今回紹介する機材は、これ ↓ です。
TC Electronic / G-Major 2
↑ もともとは、スティーブ・ルカサーが 2003年 TOTO Japan Tour で使っていた G-FORCE を手に入れたかったのですが、既に生産終了との事で、この G-Major 2 を手に入れましたが、ある意味（いい意味で）誤算でした。TC Electronic の Gシリーズ の中で 一番コストパフォーマンスに優れたモデルとはなりますが、各エフェクトのサウンド・クオリティは、素晴らしいの一言。尚、気になる 搭載エフェクトは、以下となります。
(1) ノイズゲート
(2) イコライザー
(3) フィルター
(4) コンプレッサー
(5) ピッチ系
(6) モジュレーション系
(7) ディレイ
(8) リバーブ
これだけあれば、全く問題なしですね。尚、フロントパネル部（↓）は、エフェクト毎にボタンがあり、使いたいエフェクターに簡単にアクセスできます。LCDディスプレイ部に チューナー（常にON）があるのも有難いです。
個人的には、以下【】の仕様が気に入っており、非常にオススメです。
【 その① : バイパス音がきれい 】
エフェクト・オフ時のバイパス音は、かなり原音に近いかと思われます。コンパクトエフェクターではないので、True Bypass ではありませんが。
【 その② : 多彩なルーティング（接続） 】
これは、重宝しますねぇ。エフェクトの接続順は 変えられませんが、直列、直列２、セミ・パラレル、パラレル の接続が可能です。エフェクトのかかり方が全く変わります。
① 直列２
↑ ディレイの反復成分にのみ、モジュレーションがかけられる接続方法。これは便利！！
② セミ・パラレル
↑ ディレイ と リバーブ の パラ接続は、絶対に必要ですね。
③ パラレル
↑ ちょっと極端な接続図ですが、こんな事もできます。この時代の他社マルチエフェクターでは、ここまでのルーティング（接続）は、出来ません。さすが TC Electronic ！
【 その③ : スピルオーバー機能 】
パッチを切替えた時に ディレイ や リバーブ の残響効果が残る スピルオーバー機能が付いているのは有難いです。（しかもこの価格帯で･･･）
【 その④ : MIDI機能 】
今や当たり前ですが、MIDI端子もあり、他の機材とのリンクもできます。
2009年に発売された G-Major 2 ですが、残念ながら 既に生産中止となっているようです。中古市場（１～２万円くらいで入手可）では まだまだ見かけますので、低価格で高品位の空間系エフェクトをお探しの方は、是非チェックして下さい。ラック・タイプ・プリアンプをご使用の方には、非常のオススメです。（自分も ラック・タイプ・プリアンプ へ G-Major 2 を接続してます。）
尚、この G-Major 2 は、プロ・ミュージシャンでのユーザーも多いようで、その中でも Brian May は、こんなに（４台もっ！）使ってます。G-Major 2 のハーモナイザーも非常に素晴らしいですからね。
<おまけ：搭載エフェクト群>
(1) ノイズゲート : Noise Gate
(2) イコライザー : Parametric EQ
(3) フィルター : WahWah / Touch Wah / Auto Wah / Resonance Filter / Touch Resonance FilterTremolo / Panner
(4) コンプレッサー : Compressor
(5) ピッチ系 : Detune / Wahmmy / Octaver / Pitch Shifter / Intelligent Pitch Shifter
(6) モジュレーション系 : Classic Chorus / Advanced Chorus / Tri-Chorus（ノーマル/非対称）/ Classic Flanger / Advanced Flanger, / Through-Zero Flanger Negative / Through-Zero Flanger Positive / Vibrato / Vintage Phaser / Smooth Phaser / Vintage Univibe / Modern Univibe
(7) ディレイ : Ping Pong / Dynamic / Dual / Reverse
(8) リバーブ : Spring / Hall / Room / Plate
オススメですぅ！
