どうも、みちのくルカサーです。スタジオ系ギタリスト 定番ラック機材の第2弾、今回は、Roland SDE-3000(デジタル・ディレイ)です。80年代、90年代のスタジオ・ギタリストのラックには、必ずと言っていいほど、ありましたね。
Roland / SDE-3000
↑ 1981年に発売された 国内初のデジタル・ディレイ SDE-2000 の上位機種として、1983年に発売され、未だに、ご使用されているプロ・ミュージシャンも多数おります。フロントパネル部は、こんな感じ ↓ です。
特徴としては、
(1) 当時ではあり得ない 4.5秒のディレイ・タイム
(2) 細かなディレイ・タイムの設定が可能
(4) 8種類のディレイが保存(メモリー)できる
(5) Send/Retuen 端子付き
(6) インプット入力が選べる(ギター以外でも使える)
(7) Mixed(DRY + WET)と WETのみ の 両出力可
(8) MIDI 機能/端子 なし
1983年でこの仕様は、まさに奇跡です。発売当時の価格は、¥168,000 ですので 素人では、なかなか手が届かない(プロ・ユース)機材でした。尚、世界中のレコーディング・スタジオでの定番ディレイとなり、現在でも常設するスタジオがたくさんあるようです。今でも中古では、たまに見かけますが、¥10,000 程度で手に入る事もあります。気になるサウンドは、こんな感じ ↓ です。
そう言えば、ハードロック系のギタリストも使ってましたね。Steve Vai の SDE-3000 使いこなし動画 ↓ も、なかなか参考になります。
今でも、充分に使える音ですね。このクオリティ、現在の技術であれば、コンパクト・エフェクターにする事が可能だと思いますので、本家 Roland(BOSS)から SDE-3000 コンパクト版の製品 がリリースされたら嬉しいですねぇ。BOSS 池上社長、製品化してくださぁ~い!!!