みちのくルカサーのブログ

音楽、ギター、機材等について綴るブログ

オススメ書籍

どうも、みちのくルカサーです。今回は、久しぶりに オススメ書籍を紹介したと思います。スタジオ系ギタリストを中心とした15人のギタリストにおける機材、サウンドメイクがたっぷり詰まった 見所いっぱいの一冊です。

 

リットーミュージック / 名手のギターサウンド・システム・ファイル

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<掲載されているギタリスト>

 ・松原 正樹

 ・浅野 孝已

 ・安藤 正容

 ・石原 愼一朗

 ・いまみちともたか

 ・小倉 博和

 ・小暮 武彦

 ・是永 巧一

 ・今 剛

 ・鈴木 茂

 ・鳥山 雄司

 ・野呂 一生

 ・本田 毅

 ・増崎 孝司

 ・山本 恭司

 

 この本は、20代でプロ活動を始めたギタリスト(キャリアは30年以上のギタリスト)がほとんど。『 長い期間ギターと向き合ってきたギタリストにとっての “ 良い音 ” の 現在地 を教えてもらいたい、という気持ちを本作りのスタートとしたかった 』との事だけあって、かつての冷蔵庫のようなラック・システムを優秀なデジタル・アンプに集約する人あり、ビンテージの機材を追求する人ありと、形はさまざまですが、誰もが終わりなき “ 良いギター・サウンド ” への追求(旅)を続けています。とても参考になる話、機材の使い方が満載ですので、是非ご覧下さい。空間系エフェクターの使い方は、スタジオ系ギタリストだけあった、非常に参考になります。巻末にある " FRACTAL AUDIO SYSTEMS Axe-FXⅡを使ってみた " 及び " KEMPER PROFILER の魅力に迫る " も参考になりますよ。

 

item.rakuten.co.jp

 

 

注目機材(Ibanez / AZシリーズ)

どうも、みちのくルカサーです。最近 Ibanezのギター(AZシリーズ)に注目しております。個人的に Ibanez は、メタル系のギターというイメージがありましたが、今回紹介する AZシリーズ は、色々なジャンルで幅広く使えるギターだと思います。(モダン系のツボを押さえたギターといった感じですね。)

Ibanez / AZ2204B

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Ibanez AZシリーズは " SSHタイプ " と " 2Humタイプ " が ありますが、個人的には、このモデル(SSH)に興味あり!ちなみに、このモデルの特徴は、

(1) ローステッド メイプル ネック

(2) ステンレス フレット

(3) ゴトー製 2支点ブリッジ

(4) アームキャビティあり

(5) セイモアダンカン製P.U.

(6) 音色が多彩

(7) Made In Japan 

といった感じです。自分のほしいスペックは、ほぼ全て網羅されております。特に気になっているのが、音色の多様性です。見た目はシンプルですが、Alter Switch を切替えれば、SSH でありながら、2Hum のような音も出ます。(下図参照)

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これは、魅力ですねぇ。音色の多様性は、この動画(5:16頃から)が分かりやすいと思いますので、是非、ご覧になってください。


アイバニーズAZ2204F-WHS【超多彩な音色ヴァリエーション】ヤング・ギター製品レビュー

ご興味頂けた方、詳細を知りたい方は、是非、メーカーホームページ(↓ リンクより)をご覧くださいね。

 

www.ibanez.com

 

DI(ダイレクトボックス)について

どうも、みちのくルカサーです。最近は、新型コロナ感染拡大の影響により、家でギターを弾く機会が増えました。近所迷惑にならないよう、スピーカーキャビネットでの音出しを極力控え、ヘッドフォン(ライン出力)での音出しをしておりますが、ヘッドフォン(ライン出力)の音出しにて、新たな発見(スピーカーキャビネットの音出しでは気がつかなかった事)が 色々あります。特に最近、プリアンプの後に DI(ダイレクトボックス)を接続する事で、空間系エフェクターの乗りが良くなる 事、実感しました。ちなみに最近の自宅での音出し環境は、こんな ↓ 環境です。

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↑ ディレイ音の『 かかり具合 』『 音の広がり方』が 改善された感じです。スピーカーキャビネットからの音では、気がつきませんでした。DI(ダイレクトボックス)には、パッシブタイプ(電源不要)と アクティブタイプ(電源が必要)がありますが、今回使用した DI(ダイレクトボックス)は、アクティブタイプ 超定番 " BOSS / DI-1 " です。

BOSS / DI-1

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↑ 超定番だけあって、使いやすいです。必要なツマミは一通りついてますね。バッテーリ(9V電池)タイプで、ケーブルを挿すと 電源ONとなりますが、ケーブルを挿しっぱなしでも、暫くの間、音(信号)がないと 自然に電源が OFF(AUTO OFF)機能付きで、とても助かります。(ちなみに、-20dBの設定で使用しました。)

 

DI(ダイレクトボックス)は、地味な機材ですが、使い方(アイデア)次第で 色々と音質改善に使えそうですね。色々と試してみたいと思います。尚、DI(ダイレクトボックス)に関し、サウンドハウスさんの記事が参考になるかと思います。リンク貼り付けておきますので、ご興味があれば、ご覧下さい。

 

www.soundhouse.co.jp

 

 

Nutube に注目!

どうも、みちのくルカサーです。突然ですが みなさん " 長寿命 " で " 高信頼性 " の真空管があったら、うれしくないですか・・・? 昨今、デジタルアンプ、デジタルエフェクターの音(リアルさ)は、すばらしいですが、やはり本物には劣ると思います。今回は、アナログ機材好きの夢を詰め込んだ(夢の真空管)" Nutube " をご紹介します。

 

Nutube

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↑ 見た感じ、真空管 と言うより、ICですね。ちなみに " Nutube " の特徴は、

 

 1. 大幅な省電力化を実現 
小さな形状にすることにより、大幅な省電力化に成功し、従来真空管の2%以下の電力で動作するため、電池動作も容易

 2. リアル真空管サウンド 
3極管構造を有し、真空管独特の心地良いサウンドと優れたリニア特性を実現

 3. 小型 
容積比で従来の真空管に対し30%以下

 4. 高信頼度、長寿命 
日本製、連続期待寿命 30,000時間

 

と言った感じで、ホント、夢のようなデバイスです。さらに詳しく知りたい方は、メーカーホームページ(↓)をご覧下さい。

korgnutube.com

 

夢のようなデバイスですが、まだ 搭載製品は、そんなに多くありません。今後に期待といった感じですね。個人的に気になったエフェクター、紹介させて頂きます。

 

Ibanez / NTS NU TUBE SCREAMER

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↑ 従来の TUBE SCRAMER に 倍音が付加された感じで、激しくは歪みませんが、気持ちの良い歪みです。本機の前に、従来の TUBE SCREAMER でブーストさせても良いかと思います。クリーンモードでは、真空管ならではのコンプ感も増し、クリーン・ソロ等で使えると思います。9V ~ 18V での音の違いも楽しめますね。

 

VOX  / VALVENERGYシリーズ

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↑ どれも良い音ですねぇ。個人的には、マーシャル(JCM系)っぽいサウンドである " COPPERHEAD DRIVE " が好きかなぁ。ホント真空管の音ですね。エフェクター以外の使い方として、プリアンプとしても使える事(スピーカーシミュレータも搭載)は、うれしい機能ですね。

 

Soul Power Instruments / Priest

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↑ ガレージ系エフェクターメーカーである Soul Power Instruments からも " Nutube " 搭載製品が複数機種 販売されております。詳細は・・・、正直良く分かりませんが、非常に興味があります。動画で色々と見る限りでは、かなり好みの音ですね。シンプルな仕様ですが、奥が深そう・・・。

 

今回紹介したエフェクターの動画も是非ご覧になって下さい。一日も早く新型コロナが終息し、楽器屋さんで試奏できる日を待ちに待ってます・・・。

 


Ibanez NTS Nu Tubescreamer | Nu VS Old | 9v VS 18v


完璧に真空管。『VALVENERGY(バルブエナジー)』が凄いのでケンパーと比較してみた!新真空管『NUTUBE』覚醒しエフェクト、プリアンプ、アンプシミュレーターと3つの機能を持つキラーデバイス!?


Soul Power Instruments Priest

 

 

注目機材(パワーアンプ)

どうも、みちのくルカサーです。ここ最近、機材のダウンサイジングを検討しております。コンパクト(持ち運びが便利)で、本格的な良い音が出れば、最高ですよね。そんな夢のような世界を実現させるべく、現在、色々と物色中です。そんな中で今回、非常に注目のパワーアンプ(↓これ↓)を見つけました。

Seymour Duncan / Power Stage 200 

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↑ 何台か、コンパクトパワーアンプ保有しておりますが、出力が小さく、スタジオ、ステージ等では なかなか使えませんでしたが、今回ご紹介する Seymour Duncan / Power Stage 200 は、出力も大きく、以下のような魅力的な特徴があります。

(1) 出力 200W @ 4Ω  (117W @8Ω)

(2) スピーカーシミュレータ搭載

(3) ヘッドフォン端子付き 

(4) EQ (BASS/MID/TREBLE/PRESENCE) 付き

(5) コンパクト (15.7cm×12.7cm×5.0cm)

(6) 軽量 (1.3kg)

う~ん・・・。良さげですねぇ。ギター用に設計されている為、昨今の優秀なマルチエフェクタープロセッサー)との相性は、良さそうですねぇ。ここ最近 Stay Home の為、我家で(ヘッドフォンで)ギターを弾く機会が多いですが、やはり スタジオ、ステージ等 大音量で鳴らすのは快感ですよねぇ。いつも通り、参考動画リンクを貼らせて頂きます。動画では、パワーアンプの空気感までは伝わらないので、実際に音を確認するには、試奏される事をオススメします。

 

↓ 毎度お馴染み!Pete Thorn 大先生


AMPLIFY YOUR PEDALS AND MODELERS! Seymour Duncan POWERSTAGE 200

 

↓ Rabea Massaad さんの動画も参考になりますね。


Your Modeller’s New BAE | Seymour Duncan Powerstage 200

 

機材紹介(ギター)

どうも、みちのくルカサーです。久しぶりに 機材紹介したいと思います。今回は、ここ最近のメインギターのご紹介です。

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Gibson Les Paul Classic 2016 Gold Top

 

昔から Gold Top の Les Paul は憧れのギターでしたが、数年前、渋谷の某楽器店で見つけ(アウトレット品)購入! Les Paul Classic の為、他のタイプよりネックが細め(平べったい感じ)で、弾きやすいです。ピックアップは、57 Classic が搭載されております。(明るい音、パワー少なめで 非常に好みの音です。フロントの音は、特にたまりませんね。)購入後、ペグ交換、ピックアップカバー後付け、ノブをスタンダードタイプへ交換 しております。重量は、若干重めですが、シンプルで非常に使いやすいギターです。暫くの間(アームを使わない場合)は、メインになりそうですね。

 

 

 

注目機材(Vega Trem)

どうも、みちのくルカサーです。先日、YouTube を見ていたところ、非常に興味深いパーツを見つけました。そのパーツとは " Vega Trem " というギター用ブリッジ です。自分は、アームを比較的 よく使います。アームダウン、アームアップ 両方使いますので、 ボディのブリッジ部にキャビティ(ザクリ)がないギターでは、ブリッジをそこそこフローティングさせておりますが、ご存知の通り フローティングをさせると、その分、弦高も高くなり、弾きにくくなります。とは言え、後加工で、ボディにザグリはしたくなく・・・というお悩みの方、多いのでは? 今回見つけた " Vega Trem " では、そのような悩みが解決出来そうです。通常のギターブリッジから簡単に載せ換えが可能なようです。載せ換えは、こんな感じ ↓ で、簡単そうです。


VegaTrem VT1 installation guide

↑ 見た感じ、従来のブリッジとさほど変わらない(気にならない)感じですかね。方式的には、2支点(ナイフエッジ)式と同じですので、スムーズなアーミングが可能ですね。" Vega Trem " での試奏動画もご覧になって下さい。" Vega Trem " なら、フロイドローズのようなアーミングも可能です。


Tom Quayle testing the VegaTrem VT1 Ultra Trem

 

日本での流通は、まだあまり多くないようですが、サウンドハウスさんでは、お取り扱いされているようです。手軽に、後加工が不要で このアーミングが出来る・・・。ブラッド・ギルス のようなプレイも出来ます。魅力ですねぇ。

www.soundhouse.co.jp