みちのくルカサーのブログ

音楽、ギター、機材等について綴るブログ

コンパクト・エフェクターへの電源供給について

どうも、みちのくルカサーです。みなさんは コンパクト・エフェクターへの電源供給には、どのような機材をお使いでしょうか? 音質 及び 手軽さを考慮すれば、やはり 電池(角形:006P型)ですが、長時間使う場合の安定性には欠けますし、環境面を考えるとリユースできない(廃棄物になる)電池を使うことには、少々抵抗があります。であれば、充電池! という事で、9V 充電池に関し、今回、色々と探してみました。

 

ニッケル水素電池東芝製等)

この充電池の仕様は、電池容量:min.200mAh、公称電圧(V):8.4、充電回数:約500回 ですが、9V未満の為、ちょっと厳しい かな・・・? 東芝製に限らず、他社のニッケル水素電池も同様の9V未満の仕様なので、ニッケル水素電池は、コンパクト・エフェクターには、不向きかと ・・・。

尚、ご存知の方も多いと思いますが、新品 9V電池(角形:006P型)の 電圧は、メーカーや種類にもよりますが、ほぼ 9.2V ~ 9.8V 位の間です。一般的に音質が良いと言われている電池 は、出力電圧が 9.5V ~ 9.8Vと 少し高めの電圧なうえに、電流を必要とするエフェクターに接続しても電圧降下が少ない電池のようです。

 

リチウムイオン電池

色々と調べたところ、日本の電池メーカーにて、9V リチウムイオン充電池(角形)の製品は見つかりませんでしたが、中国メーカー製では、たくさんの充電池が見つかりましたが、レビューを見ると、あまり良い評価はない為、使わない方が無難かもしれません。

 

三洋電機 / KBC-9VS

既に 生産終了、入手が困難ですが、楽器用に考えられた使い勝手の良い 9V バッテリー(リチウムイオン充電池)です。実は、私も使用しておりますが、電圧安定、長時間使用可能な為、一番信頼がおける 9V 充電池です。尚、三洋電機のブランドとして発売された eneloop は、三洋電機パナソニックに吸収合併された事より、現在では、パナソニックが引き継いでおります。しかしながら、KBC-9VS は、生産終了のまま。復刻を望みます!!

 

今は、コンパクト・エフェクターに適した充電池 が なかなか見つからない為、アダプター、パワーサプライを使われる方が多いのは、頷けます。尚、アダプターにおいても、電池の特性(9V以上)を再現したアダプターがあるので、参考までに、紹介させて頂きます。電池に拘るユーザーには、オススメです。

 

Providence / PAP-509DCJ-2

Battery Emulator 9.6 V であり、バッテリーに近い ACアダプターです。DC9V/200mAと少々電流値が少ないですが、アナログ歪み系で使うには、充分ですね。

 

Free The Tone / STABILIZED POWER 9.6 

STABILIZED POWER 9.6 / SP-9 AC ADAPTER

こちらも Provicence製と同様、Battery Emulator 9.6 V ですが、DC9V/350mA とこちらの方が、消費電流が多いエフェクターにも使えそうです。

 

電池も拘りだしたら、キリがなさそうですね。