どうも、みちのくルカサーです。『 エレキの神様 』で親しまれた 日本の偉大なギタリストである 寺内タケシさん が 6月18日夜、82歳で この世を去られました。寺内タケシさん といえば、ベンチャーズ世代には、憧れのギタリストだったと思いますが、クラシック、民謡等をエレキギター風にアレンジした楽曲も魅力的でした。古い話ですが、自分の居た高校は、年に一度 " 芸術鑑賞教室 " というのがあり、高校二年生の時の芸術鑑賞教室にて、我が校に 寺内タケシ&ブルージンズ が来てくれました。(ちなみに、高校一年生の時の芸術鑑賞教室は、歌舞伎でした。)寺内タケシ&ブルージンズ の生の演奏を目の前で見て、非常の感銘を受け、すぐさま CD を買いに行きました・・・。それが、これ ↓
寺内タケシ&ブルージンズ ライブ・イン・新宿コマ
歪んでいなくても、かっこいいです。ベンチャーズの曲を始め、色々な曲を演奏してくれましたが、『 レッツゴー運命 』『慕情』『津軽じょんがら節』は、最高に かっこよかったなぁ。
寺内タケシさんは、昭和37年に結成したバンド『 寺内タケシ&ブルージーンズ 』のギタリスト(当時の言い方では、エレキギター奏者かな?)として大活躍。昭和40年には、ザ・ベンチャーズの来日公演をきっかけに、エレキギターブームが巻き起こり、いわゆる「テケテケ奏法」と呼ばれる ギターテクニック(?)で ギターファンを魅了。(この年に公開された加山雄三さん主演の映画、「エレキの若大将」にも出演しています。)ちなみに当時は、エレキギターを持っている若者は不良(エレキギターは 非行を招く)と呼ばれた時代。(今では考えられませんが・・・。)寺内タケシさんは、エレキギターの音楽が子どもたちの非行を招くという誤解を解こうと全国の高校などを回ってコンサートを行う活動を続け、平成12年に文部大臣から感謝状を贈られるなど、教育の分野でも高い評価を受けてきました。寺内タケシさんのコンサートに行けば、必ずこのお話が聞けます。(ライブ・イン・新宿のアルバム 10曲目後半で、この 有難いお話が聞けます。必聴!)エレキギターを本当に愛していた方だとよく分かります。このお年まで、この熱意を持って演奏されていた事、尊敬致します。
↓ レッツゴー運命 ↓
↓ 慕情 ↓
↓ 津軽じょんがら節 ↓
まだまだ 寺内タケシさんの演奏が聴きたかったなぁ。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
※ 最初の写真、非常にいい顔してますね。