みちのくルカサーのブログ

音楽、ギター、機材等について綴るブログ

歪みの音作りについて ・・・ その四(2)

どうも、みちのくルカサーです。今回は、デジタル・タイプのスピーカー(キャビネット)シミュレータ に関し、色々と綴ります。最近のデジタル・タイプのスピーカー(キャビネット)シミュレータ は とても便利で、自分の好きなスピーカーの音を シミュレータ本体へロードする事が可能です。最近よく聞く " IRデータ " という wav形式のファイル を シミュレータ本体へロードする事で、お好みのサウンドに出来ます。IRデータ は、フリーのファイルも色々ありますが、あの Celestion社からも発売されておりますので、チェックしてみて下さい。(リンク、貼っておきますね)

www.celestionplus.com

 

 さて、色々と注目のデジタル・タイプのスピーカー(キャビネット)シミュレータ をご紹介していきます。

 

TWO NOTES / Torpedo C.A.B. M +

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 ↑ ペダルタイプですが、スピーカー(32種)、マイク(8種)、パワーアンプ(8種)のシミュレートが可能な優れものです。専用ソフトを使えば、マイクの位置等、ビジュアル的に操作が可能です。又、IRデータをロードすることも可能で、IRデータは、2つ同時に使用できるようです。なかなか優れもの。毎度お馴染み Pete Thorn先生の試奏動画にて、分かりやすく説明されています。


AWESOME CAB SIM/EQ/REVERB and MORE... TORPEDO CAB M!

 

 MOOER / Rader

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↑ 最近話題の MOOER からも発売されており、一時期在庫切れが続いておりました。(現在は、入手可能です。)こちらも 先程の Torpedo 同様、 スピーカー(30種)、マイク(11種)、パワーアンプ(4種)のシミュレートが可能であり、Torpedo を意識(コピー?)した製品だと思います。価格は、Torpedo の半分以下とお買い得です。IRデータのロードも可能です。小型で使いやすいですね。こちらも Pete Thorn先生の試奏動画にて、分かりやすく説明されていますので、参考にしてみて下さいね。


MOOER RADAR - AWESOME GUITAR CAB TONE in a tiny pedal!

 

HOTONE / OMNI IR

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↑ こちらは、Torpedo や Radaer とは異なり、マイク、パワーアンプのシミュレート は出来ませんが、シンプルな操作を求める方にはオススメです。IRデータのロードを主としたシミュレータのようです。本体には、40種類のIRデータがプリセットされております。個人的には、XLR OUT 及び THRU端子搭載が有難いです。 


Hotone OMNI Series: Omni IR

 

Suhr / REACITVE LORD I.R.

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↑ デジタル(IR)スピーカー(キャビネット)シミュレータ を搭載したロードボックスであり、アンプヘッドをそのまま接続できます。搭載されている IRデータ は さほど多くはありませんが、厳選された使える音が満載です。当然、サードパーティのIRデータへの入れ替えは可能です。私も大好きな 鳥山雄司大先生が(以下の動画にて)スタジオミュージシャンならではの観点で ゆる~く 説明しております。是非、ご覧下さい。


『REACTIVE LOAD I.R. 試奏』SUPER PAW TV produced by 鳥山雄司 Vol.9

 

UNIVERSAL AUDIO / OX  Amp Top Box

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↑ こちらも デジタルスピーカー(キャビネット)シミュレータ を搭載したロードボックス です。数多くのプロミュージシャン御用達で、最近話題沸騰のモデルですが、今まで説明したシミュレータ とは、音のリアル度が段違い・・・。UNIVERSAL AUDIO社におけるスピーカーモデリングは、本物のチューブアンプのトーンに欠かせない成分であるスピーカーのブレイクアップ、ドライブ、コーンクライをエミュレートしているとの事。
iPadアプリ " Speaker Breakup " のノブでは、実際のスピーカーキャビネットで起きる現象と同様に、さまざまなスピーカーにおいて特定の周波数や音量レベルによって生じるハーモニクスや複雑な影響を扱うことができます。しかしながら、お値段も段違い・・・です・・・。さすが、UNIVERSAL AUDIO社ですね。こちらも Pete Thorn大先生の試奏動画にて、分かりやすく説明されております。是非、ご覧下さいね。


UNIVERSAL AUDIO OX demo by Pete Thorn